前回の記事でも書きましたが、お散歩は楽しくなくてはお散歩では無し!
それは人も犬も両方が楽しくなくてはなりません。
お互いが譲り合い、納得のできる散歩スタイルを考えてみましょう。
けど・・・どんな散歩がいいのか分からない?という飼い主さんも多いはず。
というわけで、私の考える「楽しい散歩」を紹介したいと思います。
《犬にとって楽しい散歩》
・匂いをたくさん嗅がせてもらえる。
・興味のあるものに反応させてもらえる。
・自分の行きたい場所に行ける。
・気になった場所にマーキングさせてもらえる。
・リラックスして歩ける。
・飼い主さんと一緒に歩ける。
などなど。
しつけや訓練をされていない犬の散歩を見ていると、上記のような実に犬だけが楽しい散歩をしていますよね(笑)
でも、これじゃ人間側から見ると、
・突然引っ張られる
・民家などのトイレをして欲しくない場所でのマーキング
・なかなか動いてくれない
などの良く聞く「散歩での問題行動」になるわけです。
では、これを全て犬に禁止し、常に人間都合の良い脚側行進にしてしまうとどうでしょう?
すると犬は散歩をしている認識ではなく、訓練をされている認識になります。
これではリラックスなんて夢のまた夢。飼い主さんの顔色を常に伺う、緊張しっぱなしのお散歩になってしまいます。
(なんか気になる匂いがいっぱーい)
そこで私がおすすめしたいのはお互いの妥協点を見つけることです。
例えば、全く匂い嗅ぎやマーキングをさせない!のではなく、しても良い場所を人間が用意してあげて、その場所に来たら思う存分させてあげる。
(ここにも!誰かなぁ?なんでここに匂いつけたのかな?)
特に匂い嗅ぎは犬には必須事項!
充分に匂いを嗅がせてあげると、また同じ場所に戻ってきても素通りか、数回フンフンする程度で終わります。
気になる場所を中途半端にしか匂いを嗅げないと、何度通ってもしつこく嗅ぎ続けるのです。
また、匂いを嗅ぐことで、いろんな情報を収集したり、リラックス効果もあることが科学的にも分かってきています。
お散歩中、匂いを嗅いでも大丈夫なところでは、いーっぱい匂いを嗅がせてあげれるといいですよね♪
続く・・・
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