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夏を懐かしみクワガタを想う今日この頃

2015年10月13日 22:21 by eiichi_tanoue
2015年10月13日 22:21 by eiichi_tanoue
夏も終わり、すっかり秋!
なんだか虫の季節もひと段落という空気が流れそうなので(笑)、久しぶりにコラムコーナーを!
テーマはクワガタです!有名な昆虫については飼育紹介をしないできたので、ここで王道に回帰してみようと思います♪
そもそもみなさんはクワガタを育てたことはありますか?
意外と知られていないのがその寿命!
クワガタとカブトムシはつい同じようなものと、一般の方は思いがちですが、実はクワガタの方が寿命は長いのです。
クワガタの中でもキングといえば、オオクワガタ。
オオクワガタは成虫になってから自然界で2~3年、飼育下では3~5年ほど生きます。

ちなみに、コクワガタの寿命は成虫になってから1~3年、ヒラタクワガタは2~3年ほどです。
寿命が1~2年のものには、ヒメオオクワガタ、スジクワガタ、ネブトクワガタ、アカアシクワガタなどがいます。(マニアック色が強くなってきましたが笑)
ノコギリクワガタやミヤマクワガタは成虫で越冬することがなく、活動を開始してから成虫としての寿命は2~3ヶ月しかありません。
オニクワガタも越冬せず、同様に寿命は1ヶ月程度です。
つまり、大型の種ほど、寿命が長いと言えます。
ちなみに、外国産のクワガタは基本的に越冬をしないので、環境には配慮が必要です。
いつか外国産クワガタの飼育についてもまとめていきたいですね。
ちなみに、下は以前育てていたエラフスホソアカクワガタ。
 

次のテーマ!クワガタの寿命がメスとオスで違うのでしょうか?
調べてみると、メスのほうがやや短いとかどちらもほぼ同じなどと、はっきりした説はないようです。
ですが、交尾や産卵はクワガタの体力を奪い、寿命が短くなることが確かなようです。
オスは交尾後、メスが産卵を終えた頃に足の機能が衰えていき、やがて動けなくなるとその一生を終えるそうです。
一方、メスも産卵を終えると、寿命を迎えることが多いと言われています。
このように寿命を迎える時期を見てみると、確かにオスとメスに明らかな差はないように見えます。
メスは交尾の上に産卵するのですから、オスより体力の消耗が激しいのかもしれません。
そのため、メスの方が寿命が短い個体も多いとも考えられます。

海外産のクワガタが国内で飼育できるようになった頃には凄まじい昆虫ブームが巻き起こりましたが、ブームで終わらせず、是非みなさんも気軽に昆虫飼育に挑戦してみてください♪

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