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ぺっとの根っこ

2015年3月号

社会化ってそもそもなぁに?

2015年03月10日 17:23 by keiko_kamide

さて、ここまで少しずつではありますが、仔犬購入までのプロセスをお話ししてきましたが・・・

話しの中に出てくる「犬の社会化」という言葉の意味を正しく理解している人はどのくらいいますか?

 

私自身、仕事でお客様のしつけ相談に行くと、よく「訓練」と「しつけ」をごちゃまぜにしている方が多数見受けられます。

 

「お座りとかの芸は教えないといけないですよね?」とか、

「散歩で人の横を歩かせるにはどうすれば?」とか、

「犬を支配するには(上に立つには)どうすればいいですか?」などなど。

これらの質問はいわゆる上下関係を犬に求め、支配し、人間の指示に絶対的に従わせる、日本古来からの訓練方法から生まれた考え方です。

 

 

では、そもそも「しつけ」とは一体何のことなのか?

ボーダー・コリーのオフ会の様子。その1

 

《しつけと訓練の違い》

しつけ=QOL(クオリティー オブ ライフ)の向上。

訓練=芸の向上。

簡単に言うと上のような意味だと私は考えています。

 

QOL。つまり生活の質の事ですね。犬に安心して穏やかで楽しく、犬らしい生活を人間と共に生きる。という事。

訓練は芸。つまりは、お座りやお手や待てなどの芸・技と言われるようなことですね。これを習得しいかに確実に出来るようにするか。が訓練です。

 

多分、訓練士やトレーナーといった方にしつけ相談をした時に、「基礎訓練を入れましょう。」とか「上下関係をきっちりと!」というような事を言うトレーナーさんは訓練指向です。

 

逆に、犬の行動やしぐさを観察し、犬に譲歩するような考え方やしつけ方法を提示してくれるトレーナーさんはしつけ指向です。

 

《しつけと社会化はほぼ同じ》

それでは、しつけと社会化の違いは?というと、ほとんど変わらないと私は思ってます。

社会化=生活環境への適応能力の向上

その2

 

《社会化の勘違い》

最近、ネットなどでもよく見かけるようになり、言葉だけはだいぶ知れるようになった「犬の社会化」。

でも、お客様などからもよく聞くのですが、「社会化のためにドッグランに連れってって・・・」とか、「他の犬に近づけてあいさつを・・・」とか、「〇〇が苦手だから、なるべく近づけて慣らしてるんです」とか「うちの子他の子とワンプロしてくれなくて・・・」などなどなど(笑)。

これらは「社会化」の意味を勘違いをしてしまい、良かれと思って間違った社会化を行ってしまった飼い主さんたちのお言葉です(^_^;)

社会化とは生活環境への適応力の向上。つまり、対〇〇に友好的に慣れさせる事"だけ”ではありません。

上手く回避をしたり、意思表示を上手くできるようになることも社会化に含まれます。

つまりはQOLの向上や関係づくりの向上ということです。

自分の犬が基本となりますが、周りの環境(人や物や犬など)を整えてあげることも必要になるわけです。

なので、相手側の犬や飼い主が社会化出来ていなければ、自分の犬の社会化どころか、悪習が移ってしまうという最悪な結果にもなりかねない。という事を覚えておきましょう。

 

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