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ぺっとの根っこ

2014年10月号

人畜共通感染症 1

2014年10月10日 14:31 by keiko_kamide

ペットを飼いだすと心配になってくるのが病気ですよね。

最近では、人間のように肥満や成人病や糖尿病などの病気になる犬猫も少なくありません。

 

最近、ニュースなどではマダニが媒体として発症する「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)や、蚊が媒体となる「デング熱」などが日本でも話題となっていますし、

世界では、猿やコウモリが媒体となり「エボラ出血熱」や「狂犬病」が脅威を振るっています。

デング熱やSFTSは致死確率はまだ低く、早期対処などで治めることも可能です。

しかし、エボラ出血熱や狂犬病は一度発症してしまえばほぼ100%という高い確率で死にいたり、エボラ出血熱に関しては正規のワクチンすら無い状態ですよね。

上記のように、虫や他の動物が感染源として人間にも感染する病気や症状のことを

「人畜共通感染症」と言います。

 

まずは、「人畜共通感染症」と呼ばれる感染症の中で一番有名な「狂犬病」を勉強しましょう!

 

【狂犬病とは?】

地図

この地図は世界の狂犬病の発症分布図です。

地図を見ていただくとよく分かるように、世界のほとんどの国で「狂犬病」は発症し蔓延しています。

日本は世界では本当に数少ない狂犬病の発生の無い国です。

ただ、H18年にフィリピンに旅行に行っていた日本人がワクチン接種をせず、犬に噛まれ、帰国後発症した記録があります。

このように狂犬病は、意外と身近に発症する確率のある病気なのです。

ほぼ全ての哺乳類に感染し、発症すればほぼ100%の確率で死にます。もしも命は助かったとしても、脳疾患や全身麻痺などの重度の後遺症が残ります。

 

 

 

【どのように感染するのか?】

狂犬病は、病原体となるウイルス自体はものすごく弱く、エボラ出血熱やエイズなどと同じく粘液や唾液などが傷口などに直接触れなければ感染しません。

人間への感染は主に犬による咬傷が原因です。

【予防策、対処は?】

狂犬病はワクチンが考案され、その効果も実証済みです。

ですので海外に旅行などに行く前にワクチンの接種を行う。

犬に関しては法律で毎年4月~5月の間にワクチンを接種することを義務付けられています。

もしも狂犬病の犬に噛まれたら、すぐに病院での隔離治療を受けてください。傷の大きさにより発症期間は前後します。

発症前にワクチンを連続接種することにより、軽度で済むばあいもあります。

【感染ルート】

コウモリ、アライグマ、犬が特に多く報告されています。東南アジアやアメリカでもネコ科の動物よりはイヌ科に属する動物による報告が多く、そのため、日本でも犬に狂犬病ワクチン接種が義務付けられています。

が、その他の哺乳類が狂犬病に感染しないわけではありません。

【症状】

潜伏期間中は、風邪に似た症状や噛まれた部位のかゆみが続きます。

発症後は脳にダメージが出るため、痙攣・言語障害・パニック障害に似たもの・重度の不安感・恐水症(実際は風や物音などにも恐怖する)や、筋肉(全身)の弊害・呼吸障害などがあり、その後昏睡状態になり、最終的に死に至ります。

 

 

実際に狂犬病にかかっている犬の動画などはあまり出回っていません。また、最近の若い獣医さんも実際に狂犬病の動物を臨床しているわけではないので、実際どうゆう状態が狂犬病なのか知らない獣医さんも少なくありません。

しかし、あるところにはある動画。昔からやっている獣医さんや保健所などの施設にはカセットビデオが置いてある場合があります!

もしも興味のある方は、探してみてもいいかもしれないですね。

今の所、日本では徹底した法律での予防接種推進のおかげで発生もしていないですし、万が一発生したり侵入したとしても人間への蔓延を防げる程度の予防率は確保されていることになっています。

しかし、実際には役所に届けていない犬や、警告がこない事をいいことにワクチンを受けさせていない飼い主さんも少なくありません。

愛犬と自分の健康を保持するため、いざ!というときのため、きちんと狂犬病予防接種は受けましょうね♪

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