まだまだ暑さが続く夏真っ盛り!
最近の日本はヒートアイランド現象で、どんどん気温が上がり残暑も長く厳しくなっていっています。
今回は、前回の記事にも出てきた「熱中症」について。
実際、熱中症に犬がなってしまった?と思った時の対処法をお伝えしたいと思います!
人間の場合、救急車と救急隊員という心強い味方が通報時~病院までの指示やお世話をしてくれますが、犬の場合、飼い主である皆さんが対処しなければなりません。
獣医さんが目と鼻の先で、「歩いて1分もかからないわ」というところにお住まいの場合には、熱中症と発覚した時点で担ぎ込んでいただければいいのですが、出先や獣医さんが遠い場所にお住まいの場合には飼い主さんの対処に犬の命が左右されてしまいます。
もしも犬が熱中症?!と思ったら・・・
先ずは、体の体温を低下させましょう。
冷水やアイスノンなどを使い、首や脇の下や大腿部(太もも)の裏側を冷やします。
(ブラックなので見にくいですが(^_^;))
ここには太い血管があり、効率よく体を冷やすことができます。
毛の短いスムースの犬種の場合には冷水にドボン!と浸しても〇。あ、ちゃんと顔は水から出してあげてくださいね。
ちなみに、長毛種やダブルコートの密生した犬種(柴、ポメラニアン、ハスキーなど)の場合には全身が水で濡れてしまうと、獣医さんが処置する時に邪魔になったり、処置しづらくなるので注意が必要です。
お出かけなどの場合には、必ず多めにアイスノンなどの冷却材を持って出かけるか、コンビニなどで調達しておきましょう。
次に、水で濡らしたタオルを全身(顔は除く)に掛け、車に乗せるなどして獣医さんに駆け込みます。
この時、できるだけ犬の体勢は横倒しの状態で暴れたりしないように保定してあげましょう。
できれば、体温を低下させる動作をしている間に、誰かに獣医さんへの連絡をお願いしておくといいですね。獣医さんがわもアタフタせずに済みますので。
お出かけ先の場合には、必ず事前に通り道沿いの獣医さんを調べておくことが肝心です。
ホテルなどでは、ホテルのかかりつけ医がいますが、途中で遊びに寄る場所の獣医さんも探しておきましょう。
また、大抵お出かけは土日や祝日になると思います。獣医さんにより、在宅ではない所では休診日だと電話すら出てもらえないこともあります。しっかりと休診日の確認と、もしも!のためにかかりつけ医とは時間帯などが異なるセカンドオピニオンもあると便利ですね♪
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