皆さんは愛犬の食べている「ドッグフード」について、どのくらい知っていますか?
体を作るために必要不可欠なのが食事から摂る栄養です。ドッグフードについて学び、愛犬にとって体に良いフードを選んであげましょう。
と、いうことで、今回から数回に渡り、ドッグフードの基礎の基礎から順に学んでいきましょう!
【基礎の基礎 その1】
ドッグフードには犬の年齢によって中身が違うものがあるのをご存知ですか?
バランスのとれた良質なフードの場合、年齢によって変える必要はありませんが、ホームセンター等で売られている大半のフードには年齢によって変えた方が良いフードがあります。
(変えた方が良い、というのは必ずしも変える必要はない事もある。という表現です。)
皆さんの手元に来る仔犬はだいたい月齢3か月頃だと思います。そんな仔犬に食べさせるのはパピー用フード。
成犬用より栄養と脂質が多く入っています。体を成犬へと成長させるために沢山の栄養が必要だからですね。
成犬になれば成犬用フード。体が成長しきって維持の方向へと向かうので、太らないように脂質などが抑えられた物になります。
そして、老犬に与えるシニア用フード。次第に体が衰え、消化や吸収が弱くなっていくために、消化・吸収しやすいようになっています。
・仔犬(月齢3か月~月齢6~9か月)パピー用フード
・成犬(月齢6か月頃~8歳頃)成犬用・アダルト用フード
・老犬(8歳~ )シニア用フード
となります。
ただし、超大型犬などの場合には2年ほどかけて成犬になることもありますので、その場合には体が出来上がるまでパピー用を与えてください。
【基礎の基礎 その2】
体重によるフードの量も変わります。
これはフードのパッケージの側面、もしくは裏面に記載されています。
この場合にも必ずしも守らなければならないわけではなく、あくまでも目安としてください。
ここで間違えやすいのが、オヤツ等で太ってしまっている子や痩せ型の子に現体重の量をあげてしまっている飼い主さんが結構いらっしゃいます。
目安の表は、標準体重・理想体重の表記です。太っていたり痩せすぎの子は獣医さんなどに理想体重を聞き、その体重の量を与えてくださいね。
また、全年齢に対応したフードの場合は、パピーの間は成犬の量の約2倍の量を与えてください。
続く・・・
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