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2015年12月号

意外と知らない、冬の散歩の注意すること

2015年12月15日 18:46 by keiko_kamide
2015年12月15日 18:46 by keiko_kamide

冬もいよいよ本番!北海道ではすでに大雪、私の住む北陸もこの前雪が降りました。

晴れの日にも朝には霜が降りるようになり、本当に寒くなりましたね。

 

さて、夏のお散歩には火傷や熱中症やらと雑誌やネットでも注意の呼びかけをよくみかけるようになりました。

しかし、冬のお散歩にも気を付けて欲しいことがたくさんあります。

今回は、意外と知られていない「冬のお散歩での注意事項」をお届けします!

 

【冬の散歩で気を付ける事】

1:冷たすぎる地面や氷や雪の上を長時間歩く。

 人間もそうですが、冷たい物に長時間触っていると、しもやけになりますよね?

 犬の肉球も全く毛の生えていない部分で、人間と同じように長時間冷たい物に触れているとしもやけを起こします。

 対策として

・靴を履かせる。

・暖かい時間に散歩する。

・足の裏(パッド)の毛を長めにする。などです。

 

2:水焼けによるただれ。

 雨や雪が多くなる季節。お散歩の度に足が濡れてしまい、指の間にカビなどによる皮膚炎を起こす子が増えます。

 対策として

・散歩の後はドライヤーや乾いたタオルなどでしっかりと水分を取り、乾かしましょう。

 

3:氷などによる肉球の裂傷。

 硬い雪や氷の上ばかりを歩いていると、滑ったり凹凸などの角で肉球を切ってしまう子がいます。

 対策として

・日陰などの常に日の当たらない雪や早朝の雪は硬いので避ける。

・氷の上は歩かせない。


 (無料画像より)

4:長毛の毛につく雪玉。

 これに結構苦労されている飼い主さんが多いようです。屋外ドッグランや、わざわざ新雪を好んで歩く子もいますよね(笑)

 対策として

・カッパなどを着せる。

・付いた雪玉を無理やり取らず、溶かしましょう。ドライヤーよりは、お湯をかけるのがベストです。


 (無料画像より)

5:気温差による呼吸困難や血圧の急激な変化など。

 持病で喘息や呼吸器官、肺などに問題のある子。

 短吻種(パグ、ペキニーズ、ブルドッグなど)は犬種改良時にどんどんマズルを短くされていったために、鼻腔内で冷たい空気を暖かい空気に変換できずらくなっています。

 また、毛が無いヘアレスドッグや暖かい国が原産国の犬種(特にチワワなどのスムース)は寒さが極端に苦手な上にスムースで極短の被毛では寒さをしのぎきれません。

 対策として

・日中の暖かい時間に散歩に行く。

・玄関などの外気と内気の間くらいの室温の場所で慣らしてから外に出る。

・洋服を着せる。など


 (無料画像より)

いかがですか?夏場と同じように注意点がいっぱいありますよね?

特に5は命に関わる事なので、じゅうぶんに注意しましょう!

 

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